授業料について
- Daisuke Hasegawa
- 2024年4月27日
- 読了時間: 3分
先日、授業料についての下記のような問い合わせを受けました。
なぜ一回(1時間)の授業に4000円も5000円もするのですか?
お答えさせていただきます。
確かに時給4000円5000円と聞くと多少高いと思われるかもしれませんが、
私は自身のサービスはそれでも決して高くはないむしろ安いと感じております。

理由はいくつかありますが、
①まず時間当たりで計算すること自体が間違っていること。
当塾では1ヶ月分の授業料をお月謝という形でいただいておりますが、
実際のところは依頼を受けた生徒さんの成績を期間内に上げることにコミットするための料金です。
週1回1時間1教科の生徒さんもいれば、週3回3時間2教科の生徒さんもいますし、
プランはそれぞれの予定と需要そして予算に合わせて組んでおり、
もちろん高額になればなるほどこちらのサービスもきめ細かになりかつ割引率も大きくなります。
例えば当塾に通われる生徒さんはどなたも自習室が使い放題ですので
毎日休まずに2−3時間ほど通われる生徒さんもおります。
その場合、自習している時間も含めると1時間当たりのコストは500円以下になります。
自習と言っても私の手が空いているときは授業ではない時間にでも
ほとんど授業のようなクオリティーの指導もしております。
ですのでこれを単純に1ヶ月4回の授業だからお月謝を4回で割って
時間当たり4000円~5000円と考えると高いと言うのは浅はかだと思います。
②授業の時間だけがその生徒さんに使う時間ではないこと
日に4−5時間の授業をこなす私ですが、
実際働いている時間は一日4−5時間ではありません。
少なく見積もってもその倍は毎日にこの塾業に時間を捧げております。
授業前のプリントの準備はおろか、生徒一人ひとりにあった段取り、
受験に向けての戦略を考える時間などなど
脳内で考える時間は授業時間以上にはるかにかかります。
また営業活動に関しても多大な時間が必要となります。
こうしてブログを書いている時間もそうですし、チラシ作りにチラシ配り、
SNSの更新、動画作成などキリがないのです。
一見これらの活動は既存の生徒さんには全く関係ないことにも思えますが、
塾という空間を維持していくにはお金もかかりますし、
絶えず新しい生徒さんへアピールするための営業活動は欠かせません。
加えて、保護者様へのカウンセリングも重要であり、
毎シーズン二者または三者面談を必ず行なっております。
面談では保護者様の希望と生徒さんの成績のズレもあるため定期的に行うことがマストです。この面談で1家族あたり2時間は必要になってくるので20人生徒さんがいればそれだけで40時間です。これを3−4ヶ月のサークルで回すとなると年間だけで120時間くらいは面談で時間を使っていることになるわけです。
以上、授業料について私が設定している額が決して不当におかしなものではないと思う理由について述べました。また何かご不明な点がございましたらご連絡いただければ対応させていただきます。よろしくお願いします。
Comments